自分の事は棚にあげて人のことを、あーだ、こーだ、と言う期間工
やっぱり人は誰でも自分がかわいいもんです。
期間工にはちょっと変わった人が多くいるのも事実。以前の記事で少しだけ同僚を紹介しました
その記事がこちら
今回はその同僚のはなし
そして今回の主役がこの人↓
『元きこり』っていう珍しいタイプ
元ってつけるのめんどくさいんで、この後はきこりってことで。
このきこりさんが凄いんです
ちなみに担当する持ち場はピッキングです
私のいる所はポジションが4か所あり、それぞれ1人作業してますが最初にきこりさんがピッキングで必要な部品をまとめてます
そのきこりさんですが今も昔も
違品(いひん)が多すぎる
ようは必要な部品を集荷しているんですけど間違える事が非常に多い
例えば単3電池が必要なのに単2電池を入れてたりするんです(電池は使ってません。例えです)
昔は間違えると再発防止のため対策をしていた社員も今では笑って終わりw←それでいいのか!?
まぁあきれてるんですね。それは同僚の私たちも同じです
改善や対策をしても意味がないんですね
なぜならすぐに繰り返し間違えるから
こんな事を言うと人の失敗に、あーだ、こーだ、言うなよ~って思われる人もいるかもしれないですが、きこりさんのミスを私たちがフォローしてるんです
骨組みとなる物は合っているか?
取り付ける部品Aは合っているか?
取り付ける部品Bは合っているか?
・
・
・
取り付ける部品Eは合っているか?
って感じで取り付ける前に品番を確認して合っていれば指示書に○をする
この作業が私たちに追加されてるんですw
もちろん、きこりさんが間違えるから
最終的に社員が再発防止に考えたことがこれ
きこりさんじゃダメだから取り付ける人に確認してもらおう♪
↑舐めてますよね(笑)
もちろん以前はなかった確認作業。きこりさんがあまりにも間違えるから私たちの仕事が増やされました
今となっては確認作業をするのが当たり前みたいな感じになってるんで、結果的には良かったかもしれないね(笑)って話してますが
スポンサーリンク
でも私たちだって、もちろんミスをします。確認作業を忘れる事もたまにあります。
その確認を忘れた時に限って部品が間違ってることが多々ある
これって期間工のあるあるじゃないですか?
しかも忘れた時に限って重要な部品で、後の工程でラインストップしてしまう事がある
さすがにラインストップさせるとシャレにならないんですが、たまーに起きてます
そんな時にキャプテンが最初に向かうのはきこりさんのとこじゃなくて確認作業をする人のところ
こっちからしたら確認したかどうかなんか覚えてねーしw
って思いながらも指示書を見てみると、確認しましたよって○があるw
間違ってるのに○がしてあるんです。
って事は確認作業をしている私たちも確認をして○をする事が流れ作業として体に染みついているってこと
部品が合っているかどうかじゃなく、確認をする動作をしているだけってこと
期間工をやっている人は仕事を覚えたら後は体が勝手に動くようなもんじゃないですか?
無意識で仕事をしている、もしくは考え事をしながら仕事をしている
完全に流れ作業となっているんですね
今となっては部品間違いは取り付けた人の方が責任が重いって空気もあるしね
もちろん確認が必要なのは理解できるんですが、そもそもピッキングの仕事って光ったランプの部品を取るだけなんですよね
簡単にピッキングの流れを言うと
①始める時にスタートボタンを押す
②必要な部品の所にランプが点灯するので取ったらランプを消す
③品番表示の部品もあるんで数字を確認して集荷する
こんな流れなんですけど、きこりさんはあきらかに光ってるランプを消して光ってない部品を取ってるんですw
品番も見てるけど違う品番の部品を集めるんですw
どうかしてるぜっ
他の会社で期間工を経験している人は『○○だったら契約更新してもらえないよ』って言ってます
その辺は、いすゞは寛容みたいですね
そんなきこりさんですが人のミスには敏感に反応します
そして決めゼリフを言います
『そりゃあ間違えるよ。だって人間だもの』って